佐藤 春夫 初級翻訳・柱時計に噛まれた話 第1話 文字は星のようにあざやかな金その文字板は死のようにまっ黒ぐるりは花と葉との浮彫さてその振子と言えばそれは風にゆれるたった一房の葡萄の実熟れて命のように甘いたった一房このよき細工人は無名でこそあったがエピクロスほどの賢者だった美しい教えはつつ... 佐藤 春夫柱時計に噛まれた話