佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし

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佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし

初級翻訳・佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし 第4話

この興行は「見流しもの」といって、ずっと歩いて通り過ぎながら見る形式で、見た客はそのまま追い出してしまうので、見世物としては大勢の客を入れるのに都合の良いやり方でした。大仏の頭の中は三畳ほどの広さで人間が五、六人は入れますが、目や口、耳の窓...
佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし

初級翻訳・佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし 第3話

そこで、膝を組んだ形、印を結んだ形、肩の丸みの付け方……それから顔へと進んでいき、顔には大小の輪などをこしらえて、外からどんどん木を打ちつけていく。うまく仕事は運んでいるものだと思っていました。ある日、どんなことになっているかと心配になって...
佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし

初級翻訳・佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし 第2話

(本当のところは、模型を作ったところで、実際の大工や職人さんには作れないだろうし、お金の問題で結局はダメになるに違いないと思っていましたが、自分で言い出したことなので、とにかく雛形に取りかかることにしました。)その日は竹屋さんへ行って箱根竹...
佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし

初級翻訳・佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし 第1話

ぼくの友達に、高橋定次郎(たかはしさだじろう)さんという人がいました。この人は前にもお話しした通り、高橋鳳雲(たかはしほううん)の息子さんで、当時は鉄筆(てっぴく:金属を彫るペン)で筒(つつ)に細かい模様を彫る仕事をしていました。上野(うえ...
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