醜い家鴨の子

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アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・醜い家鴨の子 第5話

彼には一体どうしていいのか分らなかったのです。ただ、こう幸福な気持ちでいっぱいで、けれども、高慢な心などはちっぽけたりとも起こしませんでした。見っともないという理由で馬鹿にされた彼、それが今はどの鳥よりも美しいと云われているのではありません...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・醜い家鴨の子 第4話

ああ、子ガモにとって、どうしてあんなにも美しく、幸せそうな鳥たちのことを忘れられたでしょう! こうしてついにみんなの姿がすっかり見えなくなると、子ガモは水の中にぽっくりと潜り込みました。そして再び水面へと浮かんできましたが、いまやもう、さっ...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・醜い家鴨の子 第3話

あたりがすっかり静まりきったのは、もうその日もだいぶん晩くなってからでしたが、そうなってもまだ哀れな子家鴨は動こうとしませんでした。何時間かじっと坐って様子を見ていましたが、それからあたりを丁寧にもう一辺見廻した後やっと立ち上がって、今度は...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・醜い家鴨の子 第2話

つまり、あの方を見失わないようにしてみんながちゃんと気を配っているっていう証拠なのさ。さあさ、そんなにつま先を内側に曲げちゃいけないよ!育ちのいいアヒルのお子は、お父さんやお母さんみたいに、ほら、こうやって足を広く離して開くもんなんだ。さあ...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・醜い家鴨の子 第1話

それは田舎の、とってもお天気のいい夏の日でした。黄金色に実った小麦や、まだ青々とした燕麦(えんばく)、そして牧場に山のように積み上げられた干し草の山が、どこを見てもきれいに輝いている素晴らしい日でした。コウノトリは長い赤い脚で歩き回りながら...
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