病む子の祭

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新美 南吉

初級翻訳・病む子の祭 第4話

(お囃子の音が止まる)長女  あら、もう塩屋さんのおうちの前まで来たわ。あそこの椎(しい)の木の下で休むのよ。三男  …………長女  (心細そうになって)お母さん、もう帰ってこないかしら。よし坊ちゃん、眠くない? すこし風が出てきたね。障子...
新美 南吉

初級翻訳・病む子の祭 第3話

おねえちゃんみたいだったときもあるし、もっと小さな赤ん坊だったこともあるのさ。三男  いつのこと?母   ずっとむかしのことさ。三男  ふうん。おかしいなあ。かあさんは、はじめからおとなじゃなかったの?母   そんなことありませんよ。どこの...
新美 南吉

初級翻訳・病む子の祭 第2話

花火やなんかつまらないものや、氷のものは、買っちゃいけませんよ」次男  「かあさん、ぼく、靴にあながあいてるから、よし坊のをはいてっていい?」母   「もうあんたは、あなをあけちゃったの、まだ、こないだ買ったばかりじゃないの」次男  「だっ...
新美 南吉

初級翻訳・病む子の祭 第1話

母長男長女次男三男(病気の子)おか的のふもと、竹やぶにかこまれた小さなお家。お母さんが、子どもたちにお祭り用の特別なおめかしの着物をきせてあげています。遠くから聞こえてくる、ドンッドンッという花火の音。そして、笛や太鼓ののんびりとした、かす...
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