雪の女王

スポンサーリンク
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第14話

そして、娘は広い世の中へと馬をとばしていきました。カイとゲルダは、また手を取り合って歩いていきました。ふたりが進んでいくにつれて、あたりは花と緑につつまれた、美しい春の景色に変わっていきました。やがて、教会の鐘の音が聞こえてきました。そして...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第13話

「おまえがね、その形をつくりだすことができたら、おまえを自由にしてあげるよ。そのうえ、わたしは全世界とあたらしいスケート靴とを、おまえにあげるよ」 しかし、カイには、それがどうしてもできないのです。「わたしは、これから、暑い国々へ行ってくる...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第12話

いまのゲルダの力がどれほど大きいか、おまえにはわからないのかい? 人間も動物も、みんなが助けずにはいられないような力さ。だからこそ、あの子ははだしのまま、こんな世界の果てまでたどり着けたんじゃないか。あの子の力は、わたしたちから教わる必要な...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第11話

山賊の娘は、こんなにまでも、いろいろと気をつかってくれたのです。「どうだっていいや」と、娘は言いました。「これが、おまえの毛の長靴だよ。これから、うんと寒くなるからね。だけど、マフ(手あて)はあたしがもらっておくよ。とってもきれいなんだもの...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第10話

人間のひとりくらいはのみ込めそうな大きなブルドッグが何匹も、高く飛び跳ねていました。しかし、ほえはしませんでした。なぜなら、ほえてはいけないと固く言い渡されていたからです。すすだらけの古い大きな広間の中では、石畳の床の上で火がさかんに燃えて...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第9話

そこで、ゲルダは泣きじゃくりながら、今までの物語や、カラスが自分のためにしてくれたことなどを、すっかり話しました。「まあ、かわいそうに!」と、王子と王女は言いました。それから、カラスを褒めてやりました。そして自分たちは、少しも怒ってはいない...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第8話

侍僕の侍僕につかえている小姓なんかは、ふだんは、ペタンとした上靴をはいて歩きまわっているくせに、このときは、顔も見られないくらいえらそうな顔をして、戸口に立っていたのさ」「ずいぶん、こわかったでしょうね」と、小さなゲルダは言いました。「それ...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第7話

きみが、カラスの言葉をわかってくれると、もっとうまく話せるんだけどなあ!」「でもね、カラスの言葉は、あたし習わなかったのよ」と、ゲルダは言いました。「おばあさんだったら、わかるんだけど。それに、おばあさんは、赤ちゃんの言葉だってわかるのよ。...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第6話

夕べの鐘が、死んだ人たちの上に、悲しげに鳴り響いています」「あなたのお話を聞いているうちに、すっかり悲しくなったわ!」と、小さなゲルダは言いました。「あなたのにおいが、ずいぶん強いものだから、あたしもその死んだ娘さんのことを思い浮かべてしま...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第5話

どんな絵本を広げても、これほど色鮮やかで美しいものは見当たらないでしょう。ゲルダはうれしさのあまり、飛び上がって喜びました。そして、お日さまが大きなサクラの木のうしろに沈んでしまうまで、夢中になって遊び続けました。それから、きれいなベッドに...
スポンサーリンク