お月様の唄

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お月様の唄

初級翻訳・お月様の唄 第3話

王子はまるで夢を見ているような気持ちで、そこから飛び出していきました。四木がすっかりなくなった森の跡地は、まるで墓場のようでした。大きな木の切り株たちは、まるで石の塔のように見えました。王子はその中を駆け抜けていきました。まだ木立が残ってい...
お月様の唄

初級翻訳・お月様の唄 第2話

そして遂には王様まで、自分の子は神の生まれ変わりではないかと思われるようになりました。けれど、王子にも、ただ一つ自分の思うようにならないことがありました。それは毎晩月を出すことが出来ないことでありました。月が輝いた晩でなければ、千草姫は迎え...
お月様の唄

初級翻訳・お月様の唄 第1話

一お月様の中で、尾のない鳥が、金の輪をくうわえて、お、お、落ちますよ、お、お、あぶないよ。むかしむかし、まだ森の中には小さな、可愛い森の精たちが大勢いた頃のこと、ある国に一人の王子さまがいらっしゃいました。王さまのひとりっこでしたので、とて...
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