くまと車掌

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くまと車掌

初級翻訳・くまと車掌 第3話

――いや、考えた事柄は妙でもなんでもないのだが、そんな切羽詰まった場合に、よくあんなのんきなことを考え出したものだということ、それ自体が妙なのだった。それは、自分がこれまでに聞いたことのある、くまにまつわるいろんな珍しい話だった。そんな話が...
くまと車掌

初級翻訳・くまと車掌 第2話

その貨車にはちょうど石狩川でとれた鮭(さけ)が積み込まれていたので、わたしはキラキラと銀色に光るウロコの山を想像していたのだが、ランプの光はただぼんやりと闇の中に溶け込んでしまい、何も見えない。おかしいなと思ったので、わたしは立ち上がってガ...
くまと車掌

初級翻訳・くまと車掌 第1話

ぼくが尋常小学校の四年生を卒業するまで、ぼくは北海道に住んでいました。その頃は、小学校は四年までしかありませんでしたから、ぼくは北海道で小学校を卒業したわけです。今から、ちょうど二十年ほど前のことになります。今では小学校の教科書は、日本中ど...
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