山本 周五郎 初級翻訳・梟谷物語 第5話
広場に人夫とみえる男が四、五人、馬の背へ残りの荷物をしばりつけているところだ。お糸は走った。そして篝火の中から、燃えている松を一本ぬきとると、まだ荷をつけてない一頭の馬へ、いきなり飛び乗った。――積荷で夢中だった人夫たちがそれと気づいて、「...
山本 周五郎
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