おじいさんのランプ

スポンサーリンク
おじいさんのランプ

初級翻訳・おじいさんのランプ 第5話

やがて巳之助はかがみ込み、足元から石ころを一つ拾いました。そして、一番大きく光っているランプを狙い定めて、力いっぱい投げつけました。パリーンと音がして、大きな火が一つ消えました。「お前たちの時代は過ぎた。世の中は進んだんだ」と巳之助は言いま...
おじいさんのランプ

初級翻訳・おじいさんのランプ 第4話

電灯がつくようになれば、村の人たちはみんなランプを、あの甘酒屋さんのように壁の隅に吊るすか、倉の二階にでもしまい込んでしまうでしょう。ランプ屋の商売は必要なくなってしまうでしょう。しかし、ランプでさえ村へ広まるまでにはかなり苦労したのだから...
おじいさんのランプ

初級翻訳・おじいさんのランプ 第3話

物干し台のような枠のついた車を特注して、そこにランプやホヤをいっぱいに吊るし、ガラスが触れ合う涼しい音を響かせながら、巳之助は自分の村や近くの村々へ売り歩いたのです。巳之助はお金も貯まりましたが、それとは別に、この商売が何よりも楽しく感じら...
おじいさんのランプ

初級翻訳・おじいさんのランプ 第2話

駄菓子やわらじ、糸を紡ぐ道具に膏薬(こうやく)、貝殻に入った目薬など、村で使うたいていの物を売っている小さな店が、たった1軒あるだけだったのです。しかし、巳之助を一番驚かせたのは、その大きな商店のあちこちでともっている、花のように明るいガラ...
おじいさんのランプ

初級翻訳・おじいさんのランプ 第1話

かくれんぼをしていた東一くんが、倉のすみっこで見つけて持ってきたものがありました。それは、ちょっと変わった形のランプでした。土台になっているのは、八十センチくらいの太い竹の筒です。その上に、ほんの少しだけ火をともす部分がくっついていて、火を...
スポンサーリンク