小川 未明 初級翻訳・魚と白鳥 第2話 白鳥が子どもの訴えを聞き入れるはずもありません。白鳥は子どもをくわえたまま、ある大きな岩の上に止まりました。そして魚の子どもを岩の上に置くと、こう言いました。「もうおまえは帰ることはできない。俺はおまえを捕まえたとき、すぐにひと飲みにしよう... 小川 未明魚と白鳥
小川 未明 初級翻訳・魚と白鳥 第1話 川のなかで、魚の子どもが冬の間じっとしていました。水はとても冷たく、流れも速かったからです。水の底は暗く、どんよりとしていました。魚の子どもは、長い間こうしてじっとしていることに、すっかり退屈してしまいました。「早く水の中を自由に泳ぎ回りた... 小川 未明魚と白鳥