角笛吹く子

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小川 未明

初級翻訳・角笛吹く子 第2話

広くて、広くて、野原は一面まっ白な雪におおわれていました。子供はその雪の中を、おばあさんの先頭に立って、元気よくはだしで進んでいきました。北の地平線は、灰色にぼんやりとかすんでいました。そこには、まだ春は訪れていなかったのです。「おばあさん...
小川 未明

初級翻訳・角笛吹く子 第1話

町の四つ角に立って、一人の男の子がうろうろと歩き回っていました。子供ははだしで、足の指を赤くしていましたけれど、本人はそれを気にする様子もありませんでした。短い黒い着物をきて、伸びた髪の毛は、まるでハリネズミのようにツヤツヤと光っていました...
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