桜間 中庸

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桜間 中庸

初級翻訳・青い窓 第1話

へちまがぶらさがってる青い窓――ピアノの音が聞こえてた青い窓――だれが住んでいるのか知らないけれど住んでいた――どこへ行ったのか知らないけれど引っ越していった――いつも通っていく学校への道――へちまがゆらゆら揺れてる青い窓――
動物列車

初級翻訳・動物列車 第1話

空はどこまでも澄みわたり、まるで青い西洋皿をひっくり返したかのように、山と山との間にぴたりとかかっていました。少年は山の中腹にある芝生の上に寝ころんで、その吸い込まれるような空の色をじっと見つめていました。この山には煉瓦(れんが)工場があり...
レインコートを着たてんと虫

初級翻訳・レインコートを着たてんと虫 第1話

レインコートを着たてんと虫櫻間中庸春の雨は 絹の雨レインコートのてんと虫ペンペン草のてつぺんで明日も雨だと 知らせてる春の風はそより風レインコートのてんと虫ペンペン草のてつぺんで南の風だと知らせてる
ゴムフウセン

初級翻訳・ゴムフウセン 第1話

ゴムフウセン櫻間中庸 ぼく はしっていった はしっていった。セーターのポケットから キャラメルが とびだしそうで とびだしそうで ぼく はしっていった はしっていった。たかおちゃんのうちは くるりと からたちのいけがきをまわった あそこだ。...
お馬がかへる

初級翻訳・お馬がかへる 第1話

お馬がかへる鉱山(やま)からかへるさくらの花を鞍につけてお馬がかへるだまってかへる峠を越せば影がながい
お空の川

初級翻訳・お空の川 第1話

お空の川櫻間中庸お空を流れる白い川ミルクの色の遠い川あれはサギでしょうか 白い鳥がふんわり、ぽわりと渡っていきます笹の葉をゆらす風の音がさらさらと流れる川の音のようサギの使い手である、ふたつの星がふんわり、ぽわりと渡っていきます
お月さまとお星さま

初級翻訳・お月さまとお星さま 第1話

きらきらと光る黄金(きんいろ)のお皿へ、一羽のうさぎがピョンとびこみました。すると、パラパラパラッと、まばゆい黄金色の金平糖(こんぺいとう)が、夜空のような紫色のびろうど(毛織物)のうえに飛び散りました。うさぎもまた、お皿の中で、すっかり黄...
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