雪渡り

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宮沢 賢治

初級翻訳・雪渡り 第3話

狐の学校の生徒たちは、あまりの嬉しさにみんな踊り出しました。キック、キック、トントン。キック、キック、トントン。「昼はカンカン日のひかり、 夜はツンツン月あかり。 たとえからだを、さかれても、 狐の生徒はうそ云うな。」キック、キック、トント...
宮沢 賢治

初級翻訳・雪渡り 第2話

あいつは臆病だから、とてもこっちへは来そうにありません。けれど、もう一度叫んでみましょうか。」そこで三人はまた叫びました。「堅雪かんこ、凍み雪しんこ、鹿の子ぁ嫁ほしい、ほしい。」すると今度は、ずっと遠くで風の音なのか笛の声なのか、あるいは鹿...
宮沢 賢治

初級翻訳・雪渡り 第1話

雪渡り その一(小狐の紺三郎) 雪がすっかり凍りついて、まるで大理石よりも堅くなりました。空までもが、冷たくてなめらかな青い石の板でできているようです。「堅雪かんこ、凍み雪しんこ」 お日様がまっ白に燃えあがって、百合の花のような匂いをふりま...
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