時計屋敷の秘密

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時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第14話

まちがいなく一分後に、時計屋敷は大爆発し、天にふきあがり、崩壊し去った。砂塵のようになった破片がおさまると、さっきまで見えていた大時計台が、どこへけし飛んだか姿を消していて、屋敷跡へ目を向けた者の背筋を冷くした。五少年と七人の村人は、あやう...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第13話

ぼくが屋敷へもどってから、地下牢にいるヤリウス様をいじめて、その場所を吐かせようとしたけれど、ヤリウス様はどんなことをしても絶対に教えてくれなかった。そのうちにお金にこまってきたので、しかたなくこの屋敷を左東左平(さとうさへい)に売り飛ばし...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第12話

無我夢中無我夢中とは、このときの八木少年のことだった。迫りくるこの時計屋敷の爆発時刻、間に合わなければ自分ももろともに屋敷の瓦礫(がれき)の下におしつぶされてしまうのだ。しかしもし間に合って、あの大時計をとめることができれば、たくさんの人の...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第11話

「おどろいたなあ。どこへ行っても、からくりだらけの屋敷だぞ」めったなことではおどろかない五井少年さえも、今度ばかりはおどろいた様子です。「なんなんだ、この部屋は。まるで錬金術師の部屋みたいだ。おい、四本くん、これはきみの得意分野じゃないか」...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第10話

あごから下はお面はなかったが、そのかわりに、とうもろこしのようなひげがもじゃもじゃと、のび放題になっていた。そういう怪人物が、ガラス天井の上で、さっきから活躍していたのだ。彼は見かけにあわない力を、そのかまきりのようにやせさらばえた身体から...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第9話

彼が持っていた懐中電灯は、いつの間にか水づかりとなって、ボタンをおしてもあかりがつかなかった。そのくらやみの中で、八木君は足でさぐりながら、出水口の様子をしらべた。「うむ、すごいいきおいで、水が下からわいてくる。これはきっと、上にタンクがあ...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第8話

「もうロープの用はない、とこうや」「よし」 少年たちは、ロープをほどきはじめた。「おや、なにか、あやしい音がしているよ、五井君、四本君、六条君、あれは何だろう」 二宮のおびえた声が響いた。「あやしい音がするって?」「あれは時計の音だよ、さっ...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第7話

ほかの少年たちも、危険と戦う自信がついてきたみたいだ。こうして、少年たちは階段を一段一段、攻略していった。階段は上に進むにつれてだんだん狭くなり、作りも粗末になっていった。もう赤いじゅうたんなど見当たらない。板張りの床には、チリやホコリ、木...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第6話

「しようがないね、その敵のため、ぼくたちははじめから捕虜になってしまって……おや、へんだね、足許がゆらいでいるじゃないか」「あっ、動いている。地震らしい」「地震じゃないだろう。ぼくたちは、なんか動くものの上に乗っているんだ」「あ、そうか、ど...
時計屋敷の秘密

初級翻訳・時計屋敷の秘密 第5話

ガラス天井八木少年は目を凝らしてみたが、奥がぼんやりと明るいだけで、はっきりとしたものの形は見えない。(あの明るさは、いったいどこから差し込んでいるんだろう? あそこまで行けば、このトンネルの秘密がもっとよく分かるかもしれないぞ)そう思った...
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