小川 未明 初級翻訳・幸福の鳥 第2話 だが、もし数えまちがえたなら、そのときはすべてが夢と消えてしまったのだと思いなさい」「おじいさん、それくらいのことをまちがえるはずはありません!」男はそう答えて、自分の家へ戻りました。誰が訪ねてきても会わないつもりで、入り口の戸をしっかりと... 小川 未明幸福の鳥
小川 未明 初級翻訳・幸福の鳥 第1話 寒い、北のほうの小さな町に、ひとりの男が住んでいました。男は特別こまった暮らしをしていたわけではありませんが、口を開けば「つまらないなあ」とため息をつくのが口癖でした。「もっと、毎日がおもしろくならないものかなぁ」知り合いに会うたびに、男は... 小川 未明幸福の鳥