追っかけて来る飛行機

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田中 貢太郎

初級翻訳・追っかけて来る飛行機 第1話

それは昭和六年の夏の夜のことであった。大連(だいれん)で夜間飛行の練習をしていたときのことだ。計器盤(けいきばん)のあたりを照らすライトの光で、その黒く塗られた計器盤のガラスに、自分が乗っている飛行機のうしろから、もう一台の飛行機が同じ方向...
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