古事記物語

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古事記物語

初級翻訳・古事記物語 第22話

そして「天皇はすでにお亡くなりになった」と言いふらし、そのご遺体を運んで帰るようなふりをして、筑紫を出発されました。一方、香坂・忍熊の二人の皇子たちは、その知らせを聞くと案の定、自分たちが跡を継ごうと動き出しました。彼らはまず、皇后の軍勢を...
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初級翻訳・古事記物語 第21話

つまらぬ熊襲の土地などよりも、まずはその国をあなたのものにしてあげよう」これを聞いた天皇は、「しかし、高い場所へ登って西の方を見渡しても、そちらにはどこまでも大海が広がっているだけで、国などどこにも見当たりませんよ」と答えられました。そして...
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初級翻訳・古事記物語 第20話

命はそれから坂の頂上へ登り、そこから東の海を眺めて、あの哀れな橘媛のことをしみじみと思い出し、「あずまはや(ああ、我が妻よ)」と嘆かれました。それ以来、そのあたりの国々を「東(あずま)」と呼ぶようになったのです。四命はそこから甲斐の国へ越え...
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初級翻訳・古事記物語 第19話

だから私は、天皇の命を受けて成敗しに来たのだ」命は、堂々とした態度でお名乗りになりました。建はそれを聞くと、こう答えました。「なるほど、あなたのようなお方であれば、きっとそうに違いない。この西の国には、私ども二人より強い者は一人もおりません...
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初級翻訳・古事記物語 第18話

曙立王は天皇に拝謁し、「仰せの通りに大神をお参りいたしましたところ、間もなく急にお口が利けるようになられましたので、一同でお供をして帰ってまいりました」と申し上げました。天皇は、言葉では言い表せないほどにお喜びになりました。そしてすぐに兎上...
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初級翻訳・古事記物語 第17話

それから改めて皇后のほうへ使いをお出しになって、「すべて子供の名は母がつけるものと決まっているが、あの皇子は、何という名前にしようか」とお聞きかせになりました。皇后はそれに答えて、「あの御子は、ちょうど砦が火をかけられて焼ける最中に、その火...
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初級翻訳・古事記物語 第16話

彦国夫玖命は敵に向かって、「おおい、そちらのやつ、まず手始めに一矢射てみよ」と怒鳴りました。敵の大将である建波邇安王は、すぐにそれに応じて大きな矢をひゅうっと射放しましたが、その矢は誰にも当たらず、わきへそれてしまいました。それで今度は国夫...
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初級翻訳・古事記物語 第15話

木の葉がその前触れのように、ざわざわと騒いでいる」という意味の歌をお歌いになり、多芸志耳命がもうすぐおまえたちを殺しに来るぞ、ということをそれとなくお教えになりました。三人のお子たちはそれを聞いてびっくりし、それならばこちらから先に命を殺し...
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初級翻訳・古事記物語 第14話

すると弟の弟宇迦斯が、こっそりと命のところへ出て来まして、命を伏し拝みながら、「私の兄の兄宇迦斯は、あなたさまを攻め亡ぼそうとたくらみまして、兵を集めにかかりましたが、思うように集まらないものですから、とうとう御殿の中につり天井をこしらえて...
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初級翻訳・古事記物語 第13話

命はその者を呼びよせて、「おまえは何者か」とお聞きになりますと、「私はこの地方の神で、宇豆彦(うずひこ)と申します」とお答えいたしました。「そちはそのあたりの海路をよく知っているか」とおたずねになりますと、「はい、よく存じております」と申し...
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