沖野 岩三郎

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沖野 岩三郎

初級翻訳・赤いねこ 第2話

おばあさんは、赤いねこの大好きな、お魚の焼いたものを持ってきて呼びましたが、なかなかおりてきません。そのうちに、大勢の人が赤いねこを見てめずらしがって集まってきました。「なんと不思議なねこだね。」「赤いねこなんて、はじめて見たよ。」みんなが...
沖野 岩三郎

初級翻訳・赤いねこ 第1話

雨がしとしとと降りました。その次の日のひるごろ、一人の老人が、町の曲がり角に立ててある大きな看板を見ながら、ひとりごとを言っていました。「この絵は、何の絵だろう。火事の絵かしら。」老人は、しきりに考え込んでいました。そこへ一人の男の子が通り...
にらめつくらの鬼瓦

初級翻訳・にらめつくらの鬼瓦 第2話

太陽が東の山からきらきらとかがやきました。雨戸を開けたごん七さんも、ごん八さんも、両方同時に、「おやおや、どっちの瓦も金色だ!」と、まったく同じタイミングで叫びました。今雄さんと京一さんは、学校の門のところで出あいました。そして、なにも言わ...
にらめつくらの鬼瓦

初級翻訳・にらめつくらの鬼瓦 第1話

今雄さんは、小学五年生の甲(こう)組で一番でした。京一さんは、小学五年生の乙(おつ)組で一番でした。今雄さんのお父さんは、ごん七さんという名前で、東山の中ほどに大きな家を建て、瓦(かわら)屋さんをしていました。京一さんのお父さんは、ごん八さ...
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