大空魔艦

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大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第12話

それをじっと見つめていた松川隊長は、「ソリ犬に見つかっては一巻の終わりだ。だから、風下からこっそりと忍び込むことにしよう!」この風の中、風下から進むのはとてもつらいことだろうけれど、どうかみんながんばってくれと、隊長は言った。一行は、なあに...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第11話

そのとき空の一角から、轟々と爆音がひびいてきた。「ああ、空魔艦だ」まっさきに気がついて飛びだしたのは、丁坊であった。「なに、空魔艦?」隊員はおどろいて天幕の外に出た。なるほど、真北の空、地上から約五千メートルと思われる高空に、空の怪物大空魔...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第10話

「隊長さん、どうせ死んでしまうことが分かっているなら、みんなでチームを組んで、あの空魔艦がいるところまで攻め込んでみてはいかがですか?僕がそこまで道案内しますよ!」「空魔艦のいるところまで攻めていくだって?はっはっは、君はなかなか勇敢なこと...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第9話

もう一つの疑問である「なぜ空魔艦は丁坊をあんな場所に降ろしたのか」については、空魔艦の幹部たちに直接聞いてみなければ分かりません。しかしそれは、今まさに空魔艦の船内でどんな光景が繰り広げられているかを説明すれば、いとも簡単にわかることでした...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第8話

「おい、もう一秒の余裕もないぞ!思い切って氷の上に飛び降りるんだ!」と大月大佐は必死になって怒鳴った。「わっ――!」一同は無線装置を舷側(船べり)の外へと押し出した。それはうまく氷の上にひっかかった。その代わり、隊員たちの姿は傾いた船体に遮...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第7話

うむ、そう聞いてみよう」 丁坊がまだめそめそと泣いている間に、手旗信号のような方法でやりとりが交わされた。「おお、大佐は、その少年を船へ連れてこいっておっしゃっているぞ。ただし、そのままかついでこいとのことだ」「それ見たことか。大佐も俺も、...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第6話

ただしかし、東京にいるお母さんに会えないまま死んでしまうことだけが、悲しくてしかたなかったけれど――。落下傘 死の神様がささやきかける声が、丁坊の耳に聞こえてきた。「いよいよ最期のときが来たんだよ。――」そう思った、まさにその瞬間のことだっ...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第5話

チンセイは丁坊のそばにいる。「チンセイさん。もう一つの空魔艦は、ついてこないのかい」「いや、一緒に来るはずだよ。ほらほら、いま滑走をやっているよ」 丁坊は身体の自由がきかないから、外が見えない。「もう一つの空魔艦は、なんという名前なの」「あ...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第4話

そのうちにもう一人がもってきた袋のようなものの中に、丁坊のからだはすぽりと入れられてしまった。その袋は丁坊の首のところでぎゅーとバンドがしまるようになっていた。二人の怪しい男は、防毒面の硝子ごしに、にやりと笑ったようである。それから二人は、...
大空魔艦

初級翻訳・大空魔艦 第3話

ダダダダン! ダダダダン! 向こうの飛行機からも、機関銃が火のような弾丸をぶっぽなします。 ときどき「コツン」と音がするのは、機体に敵の弾丸が当たった音に違いありません。 フワーッと、敵機は空魔艦のまわりであざやかな宙返りをして逃げます。そ...
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