怪塔王

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怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第57話

俺も共に行く!」 そう言っているときでした。天の一角から、ぶうんと怪しい物音が聞こえてきました。まるで腸をかき回すようなその不気味な音は、まさしく怪塔ロケットがこちらへ戻ってきたようです。塩田大尉ははっとして叫びました。「おい、小浜兵曹長、...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第56話

ああ、俺に一台の飛行機さえあれば、怪塔王をどこまでも追撃するんだがなあ」 と、小浜兵曹長も、両腕をさすって悔しそうです。飛行機のない航空兵、そして空中には壮烈な空中戦がひきつづき行われている。まったく、兵曹長の心中は同情するほかありませんで...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第55話

ですから、怪塔王の言われるままにロケットを分捕る決心を固め、階段を駆け降りました。「どちらへお出かけになりますか」と、黒人が心配そうに尋ねました。その時、怪塔ロケットは故障箇所が直り、まもなく出発できるようになっていました。ですから黒人たち...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第54話

「塩田大尉、私と帆村探偵は、首尾よく怪塔王をやっつけてしまいましたから、どうかご安心ください」と、小浜兵曹長は報告しましたが、それは小浜の勘違いで、怪塔王はやっつけられもせず、相変わらず生きて暴れているのでありました。帆村と怪塔王との遭遇に...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第53話

殺人光線銃を浴びせられそうになった瞬間、彼は「こんなものに打たれて体を焼かれるよりは」と思い切り、自ら海中へ身を投げたのでした。ところが、体はそのまま激しい渦巻きに巻き込まれてしまい、彼も気を失ってしまいましたが、その間に彼の体は海底をくぐ...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第52話

帆村は、小首をかしげました。(あれ、これは変だぞ!)帆村は、次々と浮かんでくる疑問を大利根博士にぶつけてみようかと考えました。――しかし、待てよ!(どうも、この大利根博士という人物、なんだか怪しいぞ。一体、どういうことなんだ?)帆村は、よう...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第51話

いきなり君に声をかけられたのでね」 そこで帆村探偵は、言葉を改めて、「博士、貴方は今までどこに隠れていらっしゃったのですか」 と尋ねました。「うん、それはその、何だよ。君も知っているだろうと思うが、われわれが今立っているところの下に、海底牢...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第50話

それは、目下故障したまま白骨島の砂上に「えんこ」している、怪塔ロケット第一号の無電装置を使うことでした。なかなか忙しいことです。怪塔王が滅んだこの岩窟を、そのまま後にするのは、大変心残りではありましたが。なんだか、怪塔王がその辺りから血まみ...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第49話

誠に申し上げにくいですが、ただ今あたりを見回しましたところ、空中を飛んでいるロケットは、わが一機だけであります」「えっ、お前の一機だけか? そして他のロケットはどこにいるのだ」「それがその、先ほどからの戦闘中、あべこべ砲にやられまして、いず...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第48話

あれは貴様のような卑怯者に殺させてはならない、忠義を尽くした勇士だったのだ。それに引きかえ、貴様が自分の殺人光線灯で死ぬのは、それこそ自業自得というものだ」「ま、待て。撃つのはちょっと待ってくれ。その代わり、わしは何でもお前たちの言うことを...
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