田中 貢太郎 初級翻訳・義猴記 第1話 昔々、中国の万暦という時代の頃のことです。毘陵(びりょう)という町に、一匹のサルを連れて歩く貧しい大道芸人がいました。毎日そのサルに芸をさせては、町の人から銭をもらって暮らしていましたが、数年かけて一生懸命貯めたお金が、五、六両にもなってい... 田中 貢太郎義猴記