金の猫の鬼

スポンサーリンク
豊島 与志雄

初級翻訳・金の猫の鬼 第3話

森の中を夢中で駆け抜けてから、ふと振り返ってみると、海賊たちの住み家はパッと威勢よく真っ赤な炎を上げて燃えさかっていました。ピチ公は「ふう……」と大きくほっと息をつき、それから急におかしくなって、自分の大きなお腹を両手で抱え込みながら、大声...
豊島 与志雄

初級翻訳・金の猫の鬼 第2話

「あのコノオレを縛り首にしてしまえ!コノオレが、金の猫を盗みやがったんだ。ぐずぐずするな、早くしろ!コノオレをとっ捕まえて、木端微塵(こっぱみじん)に切り刻んでしまえ!」手下たちは、あまりのことにぽかんとして、あぜんとしました。たしかに金の...
豊島 与志雄

初級翻訳・金の猫の鬼 第1話

一 むかしむかし、台湾の南のはしっこにある見はらしのいい場所に、中国の海賊たちがやってきて、自分たちのすみかを作ってしまいました。そのため、近くに住んでいる人たちはとても困っていました。 なかでも海賊のボスは、おでこに一本のツノが生えた「鬼...
スポンサーリンク