大きなかしの木 初級翻訳・大きなかしの木 第2話 冬になって、あたりが寂しくなったら、そのときにゆっくり南の国の話を聞かせてもらおう」とかしの木は思いました。光り輝く、希望にあふれた夏は、ずいぶん長く続きました。けれども、やがて秋がやってきました。年老いたかしの木は、まわりの木々の葉っぱが... 大きなかしの木小川 未明
大きなかしの木 初級翻訳・大きなかしの木 第1話 野原の真ん中に、一本の大きなかしの木がありました。その木が何歳なのか知っている人はだれもいないくらい、ずっとずっと長い間、そこに立っていたのです。木は、ふだんはいつも黙っていました。だれもお話しする相手がいなかったからです。まわりに生えてい... 大きなかしの木小川 未明