小川 未明 初級翻訳・風と木 からすときつね 第2話 そっくりそのまま、地面の上に残っています」 きつねは、自分たちが秋から冬になるまでの間、畑の積み藁(わら)の中で眠っていたことがあり、やがて雪が降ってその藁を埋めると崖の穴に移り、翌年雪が消えたころに元の藁のあたりへ行ってみると、藁はそのま... 小川 未明風と木 からすときつね
小川 未明 初級翻訳・風と木 からすときつね 第1話 風と木 どこまでも広い野原は、真っ白な雪におおわれていました。冷酷な風が、まるで自分の庭だとでもいうように、朝から晩まで野原の上を吹き荒れています。その冷たい風に邪魔をされて、木の枝は、少しもじっとして落ち着くことができません。何度も激しく... 小川 未明風と木 からすときつね