岡本 かの子 初級翻訳・金魚撩乱 第14話
ゆらりと離れては、また開く。大きさは、両手の親指と人差し指で大きく囲んだくらいの、白牡丹の花ほどもありましょうか。それが、一匹の金魚だったのです。その白牡丹のような薄絹のひれには、さらにスミレ色、朱色、藤色、薄青などの模様があり、さらに墨色...
岡本 かの子
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