三郎爺

スポンサーリンク
三郎爺

初級翻訳・三郎爺 第1話

一今からもう、六十七、八年も昔――まだ嘉永という年号だったころのお話です。江戸や上方の都会の人たちからは、「世界の果てか、毛むくじゃらの荒ぶる蝦夷(えぞ)が住んでいる場所」くらいに思われていた奥州(おうしゅう)。その草の生い茂る野原の端や、...
スポンサーリンク