ドールハウスのもちぬしの女の子は、かんかんに怒って言いました――「おまわりさんのかっこうをしたおにんぎょうを、ドールハウスのそばにすえなくちゃだめよ!」
でも、子守のお手伝いさんは言いました――「それなら、ネズミとりをしかけましょう!」
そんなわけで、わるねずふたりぐみのお話はこれで終わり――ですが、ふたりはさいごまでどうしようもない悪いやつらだったわけではありません。おやゆびトムはちゃんと、自分がこわしてしまったもののつぐいをしたのです。
だんろのしきものの下で、ひんまがった白い銅貨を1まい見つけていたので、クリスマスイヴの日に、もぐもぐハンカといっしょになって、それをルシンダのものかジェーンのものか、とりあえずくつしたの中につめておいたのでした。
そして、毎日の朝早く――まだだれも起きないうちに――もぐもぐハンカはちりとりとほうきを持ってやってきて、ドールハウスのおそうじをちゃんとするのでした。
(おしまい)
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