〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕

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〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕

初級翻訳・〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕 第1話

そして、青いオリーブの森が、見えない天の川のむこうで、しんみりと光りながらだんだん後ろの方へ遠ざかっていき、そこから流れてくる不思議な楽器の音も、もう汽車のひびきや風の音にかき消されて、聞こえなくなってしまいました。「あの森は、きっとハープ...
〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕

初級翻訳・〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕 第2話

僕はあれをよく見て、気持ちをしずめるんだ) ジョバンニは、熱くなって痛む頭を両手で押さえるようにして、そっちの方を見つめました。(ああ、本当に、どこまでもどこまでも、僕といっしょに行ってくれる人はいないのだろうか。カムパネルラだって、あんな...
〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕

初級翻訳・〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕 第3話

「発破だよ、発破だよ」カムパネルラは小躍りしました。その柱のようになった水は見えなくなり、大きな鮭や鱒(ます)がキラっきらっと白く腹を光らせて空中に放り出され、円い輪を描いてまた水に落ちました。ジョバンニはもう踊り出したいくらい愉快になって...
〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕

初級翻訳・〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕 第4話

「さあ、下りるんですよ」お兄さんは男の子の手をひき、お姉さんたちは互いにえりや肩をなおしてやって、だんだん向こうの出口の方へ歩き出していきました。「じゃあ、さようなら」女の子がふりかえって、二人に言いました。「さようなら」ジョバンニは、まる...
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