とんぼの眼玉

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とんぼの眼玉

初級翻訳・とんぼの眼玉 第1話

はじめに山火事燃えるな、ホウホケキヨ、可愛い小鹿が焼け死ぬぞ。これは、春の終わりから夏のはじめにかけての夕方、赤々と山火事が燃えさかる箱根あたりの山を眺めながら、小田原の町の子どもたちが昔歌っていたわらべうたの一つだそうです。昔の子どもたち...
とんぼの眼玉

初級翻訳・とんぼの眼玉 第2話

大正八年九月相州小田原木兎の家にて白秋とんぼの眼玉とんぼの眼玉とんぼの眼玉は大きいのかな、銀ピカ眼玉の青い眼玉、丸い丸い眼玉、地球儀の眼玉、大いそがしの眼玉、眼玉の中に、小人が住んでいて、千人も万人も住んでいて、めいめい虫めがねで、あっちも...
とんぼの眼玉

初級翻訳・とんぼの眼玉 第3話

遊びに行きたいけれど、傘はない、赤い鼻緒の下駄(げた)も緒が切れちゃった。雨がふります。雨がふります。いやでもお家で遊びましょう、千代紙(ちよがみ)を折ったり、たたんだりしましょう。雨がふります、雨がふります。けんけんと小さなキジが今鳴いた...
とんぼの眼玉

初級翻訳・とんぼの眼玉 第4話

ハックッシュッ、ハックッシュッ、はぁはぁハックッシュッ、ハックッシュッ、ハックッシュッ、はぁはぁハックッシュッ。あわて床屋春は早いうちから川辺の葦(あし)に、カニが店を出して、床屋でござる。チョッキン、チョッキン、チョッキンナ。小ガニはぶつ...
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