小川 未明 初級翻訳・赤いガラスの宮殿 第1話 独り身の平三は、とても正直な人間でしたが、働き者ではなく、おまけに欲がまったくなかったので、村の人たちからは「おバカさん」だと思われていました。「あいつは、おバカさんだ」と言われ続けて、それを打ち消す人が誰もいないと、いつの間にかその人は本... 小川 未明赤いガラスの宮殿
小川 未明 初級翻訳・赤いガラスの宮殿 第2話 あんなに器量よしの子なんて、たとえ金のわらじを履いて探し歩いたって、ほかには二人といないっていう話だぞ」そんな噂は、村の端から端まであっという間に広がっていきました。それを聞いた平三は、「いったい、どんなお嫁さんなんだろうなあ」と言って、ぼ... 小川 未明赤いガラスの宮殿