巌谷 小波

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こがね丸

初級翻訳・こがね丸 第3話

その甲斐あって黄金丸の力はますます強くなり、たいていの犬と噛み合っても勝てる自信がつくほどになりました。文角はそれを大いに喜び、今こそ時機が来たと思い、ある時黄金丸を膝近くに招いて、「お前は実の子ではないのだ」と、これまでの経緯を一部始終語...
こがね丸

初級翻訳・こがね丸 第2話

しかし、大王が自ら踏み込んでは、いたずらに人間を驚かすばかりで、敵の犬が逃げてしまうかもしれません。これには私に良い考えがございます」と言うと、金眸の耳に口を寄せて何かをささやき、再び金眸の前に立って、高慢な顔で進んでいきました。第二回この...
こがね丸

初級翻訳・こがね丸 第1話

【少年文学序】世の中には、読む人の心をただ傷つけるような、恐ろしい獄中の物語ばかりがあふれている。そんな中で、あえて一冊の子供向けの物語を書き上げようと思う。これもまた、他人の真似をしない私一流のこだわりというものだろう。ヨーロッパの子供向...
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