大金塊 初級翻訳・大金塊 第3話 いったい、この怪人物は何をしようとしているのでしょう。となりの客間をガタガタいわせていた同類たちは、とっくに立ちさってしまったのに、こいつだけが、なんのためにいつまでも居残っているのでしょう。外はだんだん明かるくなってきたらしく、カーテンの... 大金塊江戸川 乱歩
大金塊 初級翻訳・大金塊 第2話 声をたててはいけない。ただ目をつむって寝ていればいいのだ。もし、さわいだりすると、きみはどんなめにあうかもしれないよ。それがこわかったら、ただじっとしているのだ。じっとしてさえいれば、きみは安全なのだ。いいかね、命がおしかったら、そのままじ... 大金塊江戸川 乱歩
大金塊 初級翻訳・大金塊 第1話 恐怖の一夜 小学校六年生の宮瀬不二夫(みやせふじお)くんは、たったひとりで、広々としたおうちでお留守番をしていました。 不二夫くんのおうちは、東京の北西の端にあたる荻窪(おぎくぼ)の、人の少ない静かな丘の上に建っていました。 このおうちを建... 大金塊江戸川 乱歩