なんと汚れがなく、生命にあふれ、そして美しい「今日」という日よ!
力いっぱい羽ばたいて、あの無慈悲な湖のぶあつい氷を打ち砕くべきなのだろうか。
飛び立つこともできず、氷の下に自分の羽の影がすけて見える、あの分厚い氷を。
その時、白鳥は過ぎ去った日々のことを思いめぐらしました。
あんなにも栄光に満ちあふれていたわが身が、どうしてこんな成れの果てになってしまったのだろう。
本当の命である天国の言葉を歌わなかった罰なのだろうか。実りのない冬の日にも、寂しさは照りつけていたというのに。
かつて大空の栄光を忘れてしまった罪によって、長く課せられた真っ白な苦しみから、白鳥の首はいまや解き放たれようとしている。なのに、冷たい大地は、その翼を決して離そうとはしない。
むなしくその清らかな光をこの場所に預けたまま、ただの影のような姿になってしまった我が身よ。
しかたなく、冷ややかな目で世界を見下ろす冷たい夢の中に暮らしながら、何の役にも立たない流罪の日々の中で、白鳥はただ侮蔑の衣をまとっているのだ。
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