不思議な鳥

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不思議な鳥

初級翻訳・不思議な鳥 第1話

一 人力車を引いて働くおじいさんとおばあさんの夫婦は、火が消えてしまったかのように静かで寂しい町に住んでいました。 町は半分くらい古くなってボロボロで、全体が灰色に見えました。 町には、古い火の見やぐらがぽつんと立っていました。 やぐらのて...
不思議な鳥

初級翻訳・不思議な鳥 第2話

私は、この大きくてどんよりとした暗いお堀のまわりを通って、お寺の墓地へと入っていきました。杉の木からは、雪がハラハラと絶えず崩れ落ちてきます。そのたびに、身動きもせず、重たそうにしていた木の枝の一部だけが揺れ動きました。あたりを見渡すと、頭...
不思議な鳥

初級翻訳・不思議な鳥 第3話

「何か悪いことをしたことがあっただろうか?」「何か人の物を盗んだことがあっただろうか?」「まったくそんな覚えはない!」けれど、この黒い鳥を見たことがあるような気がする……それは幼い頃のことでした。日食の日に、こんな黒い鳥が何羽も何羽も、空を...
不思議な鳥

初級翻訳・不思議な鳥 第4話

ある年、おばあさんが亡くなった。その時、親戚の者たちが集まってきた。その中で年寄りのおばあさんたちが、この鳥を逃がしてやりなさいと言った。その時、私は鳥籠の前に立って、じーっと鳥を見つめながら考えた。もうこの鳥が来てから三年になる。いつの間...
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