打出の小槌

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外村 繁

初級翻訳・打出の小槌 第1話

――ぼくのところの三男坊(3番目の男の子)は、家族みんなの人気者で、とっても愛嬌(あいきょう)があるんだ。あだ名は「たゆ」、それから「安福(やすふく)」とも呼ばれている。どうして「たゆ」なのかというと、この子はさる年生まれなのに、どうしても...
外村 繁

初級翻訳・打出の小槌 第2話

何でしょう、当ててごらんなさい」「グリコ!」「違うわよ」お婆さんはそう言って、にこにことは首を横に振るのであった。見ると、子どもたちは皆一様ににっこりと微笑みを浮かべ、一心に先生の方を見入っていた。一瞬、危うく涙ぐむほど、私はありがたかった...
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