日曜日から日曜日まで

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南部 修太郎

初級翻訳・日曜日から日曜日まで 第1話

日曜日――。朝の四時ごろ、いつもどおり軽いぜんそくの発作で目が覚めました。お薬の吸入器を使って発作をしずめ、もう一度眠りにつきましたが、この一ヶ月ほど毎朝このように眠りをジャマされるのは、本当にたまりません。幸いなことに、もっと重い発作には...
南部 修太郎

初級翻訳・日曜日から日曜日まで 第2話

自分が十八歳の中学四年生の秋、それまで毛嫌いして一度も見たことがなかった芝居というものを、偶然のことから初めて見たのが本郷座の新派劇『白鷺(しらさぎ)』でした。そのヒロインのおつたを演じ、憎らしいほどうまい演技で、たった一度で自分を一時有頂...
南部 修太郎

初級翻訳・日曜日から日曜日まで 第3話

おまけに、うっかり生ぬるい空気でムッとするタバコの葉の乾燥室に入った瞬間、軽いぜんそくの発作が起きてしまい、あとになって、今日にかぎって用心深く持ってきていたアストール吸入器が役に立ってしまうような羽目になってしまいました。三十分ほどで工場...
南部 修太郎

初級翻訳・日曜日から日曜日まで 第4話

夜の11時には、それが39度2分になっていました。昔から、発作で五日や一週間ほど寝込むと、その発作が治まる前には決まって39度や40度といった高熱が出るのがお決まりのパターンでした。高熱によって体の中で起きる変化が、発作に何か関係しているの...
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