室生 犀星 初級翻訳・音楽時計 第1話 夜になると、階下から音楽時計の音が聞こえてくるようになりました。ひとつひとつの音はバラバラでちぐはぐなのですが、じっと耳を澄ませていると、不思議なことにそれらがすべてつながり合って、ひとつの歌のように聞こえてくるのです。昨日も、そして今夜も... 室生 犀星音楽時計
室生 犀星 初級翻訳・音楽時計 第2話 私は冷や汗をかきながら、すぐに答えました。「入れてあげるよ。お母さんにも話して、必ずそうしてあげる。僕は嘘はつかないからね」そう慌てて答えると、女の子は少し安心したのか微笑んで、「あたし大切にしていたから。この間もお母さんにお願いしたんです... 室生 犀星音楽時計