夜の11時には、それが39度2分になっていました。
昔から、発作で五日や一週間ほど寝込むと、その発作が治まる前には決まって39度や40度といった高熱が出るのがお決まりのパターンでした。
高熱によって体の中で起きる変化が、発作に何か関係しているのでしょうか。
これで10月中旬からずっと続いていた毎朝のぜんそくの発作も、ひとまず落ち着くのだろうと思うと、普通の人ならものすごく苦しいはずの39度2分の高熱も、自分にとっては少しも怖いものではなく、むしろ一種の肉体的な救い(福音)のように感じられるのです。
ただ、いつまで経ってもなかなか眠りにつけなかったことだけは、さすがにちょっと困ってしまいましたが。
(終わり)
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