初級翻訳・石ころ 第6話

山本 周五郎

「あなた……あなたは本当にかっこいい人です」そうつぶやきながら、松尾はこらえきれず、おいおいと声を上げて泣きました。
やがて夫が戦から無事に帰ってきたら、そこにはまた新しい石が一つ増えることでしょう。
人には見えなくても、数えきれないほどの素晴らしい手柄や功績を表す、あの平凡な石が――。

コメント

タイトルとURLをコピーしました