村山 籌子

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川の中へおつこちたお猫さん

初級翻訳・川の中へおつこちたお猫さん 第1話

あるところにお猫さんがいました。どういうわけか、生まれつきお家にじっとしているのが大嫌いで、いつもぶらりぶらりとあちこち歩き回っていました。ある日、お母さんが言いました。「お猫さんや、今日は少し寒いから、お家にじっとしていらっしゃい。」けれ...
小ぐまさん の かんがへちがひ

初級翻訳・小ぐまさん の かんがへちがひ 第1話

ある日、小ぐまさんが道の端で遊んでいると、お猫さんが通りかかりました。お猫さんはふところから赤いものを取り出して、「小ぐまさん、これなんだか知ってる?」と聞きました。小ぐまさんは一目見て、それがほおずきだと分かったので、「わあ、いいなあ。ひ...
十五夜のお月様

初級翻訳・十五夜のお月様 第1話

大きな森の向こうから、「ブルブルブル」と小さな音が響いてきました。木の上で眠っていた真っ黒な小人はその音を聞くと、パッと飛び起きました。青い着物を着て、赤い帽子をかぶると、音のする方へ向かって飛んでいきました。「お月様、こんばんは。ずいぶん...
兎さんの本屋とリスの先生

初級翻訳・兎さんの本屋とリスの先生 第1話

あるところに、とてもそそっかしい本屋さんがいました。それは、一匹の兎さんです。ある日のこと、お店に新しい本が届きました。そこで兎さんは、立派なフロックコートを着込み、鼻眼鏡をかけ、ステッキを手に取ると、その本を小脇にかかえて(人間から見れば...
二階の窓までのびたチユーリツプ

初級翻訳・二階の窓までのびたチユーリツプ 第1話

あるお家に、とってもかわいいネコちゃんが飼われていました。首には、モコモコしたえりまきのかわりにピンク色の首輪をつけていて、とってもおしゃれに着飾っていました。ある日、お庭をお散歩していると、突然、目の前の土がモコモコと盛り上がって、その中...
三匹ノ コグマサント キシヤ

初級翻訳・三匹ノ コグマサント キシヤ 第1話

一 三匹の小さなクマさんが、はじめて汽車に乗りました。 どこへ行っていいのかわからないので、屋根の上に乗っかりました。 風がとっても強くて、三匹は風邪をひいてしまいました。二 しかたがないので、汽車のなかのアミ棚(だな)にもぐりこみました。...
三匹 の こぐまさん

初級翻訳・三匹 の こぐまさん 第1話

一 アヒルさんのところに、三匹のこぐまさんが遊びに行くと、アヒルさんは何だかしきりに探し物をしているようでした。二 アヒルさんは、三匹のこぐまさんに言いました。「いま、お隣の畑村から、じゃがいもさんが遊びに来ていたのですが、急にいなくなって...
ワタシハ ジヤガイモ

初級翻訳・ワタシハ ジヤガイモ 第1話

ぼくはジャガイモ、ジャガイモにシルクハットはどうですか。ぼくはジャガイモ、ジャガイモに長ーいステッキはどうですか。ぼくはジャガイモ、ジャガイモに毛糸の肩かけはどうですか。ぼくはジャガイモ、ジャガイモに十文の靴はどうですか。ぼくはジャガイモ、...
ユキ ノ トンネル

初級翻訳・ユキ ノ トンネル 第1話

トンネルトンネルトンネルをあけろここは天下の大通り山があるなら、ぶちのめして道にしてやるトンネルトンネルトンネルをほれこっち側からは太郎と次郎向こう側からは三郎と四郎トンネルトンネルトンネルをほっている工事の見物人は一子と二三子(ふみこ)ポ...
ネコ ノ オバアサン

初級翻訳・ネコ ノ オバアサン 第1話

ネコ ノ オバアサン村山籌子 たいへん年をとったおばあさんネコが、お昼ごろになって目をさまして、ベッドの上へ起きあがりました。 おばあさんは、西洋ネコでしたから、ナイト・キャップという頭巾(ずきん)をかぶって、ナイト・ガウンという寝巻きをき...
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