海野 十三

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怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第23話

そこには僕らの目には見えない本がぎっしり並んでいる、と考えてはどうだろうか」「そうですね。そうも思われますね。本の並び具合がなんだか変てこですからね」「もう一つ、君は気がついていないか。店には、僕らには姿の見えない客が大勢、出たり入ったりし...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第22話

帆村は、そのとき小さい手帖に、いそいでなにかを書きこんでいた。りんごの買物「どうだい。わかったかい」「いや、わからないです」「三根クン。「きみは、あの店にならんでいるりんごが食べたくないかな?」「あれのことですか。りんごなんて珍しいですね。...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第21話

射撃と拳闘の名手であるケネデー軍曹。そして三根夫。この発表で、三根夫は自分がいちばん最初に見物に行けるというので大喜びしました。一行五名は、すぐに出発しました。空気服も脱いで、散歩に出るのと同じ軽装です。ですが、みんなの胸の中には、もっと重...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第20話

なぜなら、外から声をかけられるんですから、外に空気があり、相手は空気を呼吸しながら立っているんだと推察しているのですが、隊長のお考えはいかがです」「うん。きみのいまの説によって、完全に説明しつくされた。そうすれば、外部に空気があることが信じ...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第19話

もっとも、わがテッド博士が率いる救援艇ロケット隊が探している『宇宙の女王』号が、最初に送った無電によると、女王号もどうやら怪星ガンのとりこになったらしく思われますが。三根夫の頭の中には、花火が爆発したときのようなにぎやかさで、たくさんの疑問...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第18話

それとも、この上に君はまだ説明を加えるのかね」「その黒いペンキのようなもの――それは非常に粘り気のあるもので、われわれにはちょっと想像もできませんが、それがしっかり本艇を宇宙のある一点へとどめているのではないでしょうか。つまり、ハエがとりも...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第17話

それがわからないうちは処置なしだ)博士は、その異常現象が、九台の救援ロケットを破壊から救ってくれたことさえ気づいていませんでした。「あッ、ふしぎだ。空から星が消えていく。隊長、あれをごらんなさい」叫んだのは帆村荘六でした。操縦席の前のガラス...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第16話

いずれ後から、たんまりとお礼をしてやる。おい事務長! みっともないじゃないか、さあ早く来い、引き上げだ!」怪人ガスコは、ゲラゲラ笑い続ける事務長を横にして抱えると、機関室を出てどんどん走り出しました。そのあとから、空気服を着た三人の部下が遅...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第15話

ましてや、外に生物もいないようなこの宇宙の果てにおいて、人間同士、仲よくするほかありませんからな」 スコール艇長はもっともらしいことを言いましたが、それが心からの言葉であるかどうかは疑わしいものでした。 これに対してテッド隊長は、どこまでも...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第14話

すると戸が開いて、艇長が事務長を猫の子のようにぶら下げて現れ、長椅子の上に放り出したのです。テイイが死にかかっているようにぐったりしていると、艇長はどこから取り出したか、いばらの冠のようなものを手に持って事務長の頭にかぶせました。そして、そ...
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