野口 雨情

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朝おき雀

初級翻訳・朝おき雀 第5話

それでは、童謡の立場からいくつか例を挙げてお話ししてみましょう。そもそも童謡は、子どもたちのための歌ですから、子どもには分からない難しい漢字や難しい意味を避けて、誰にでも分かるように書かなくてはなりません。それは自然の心から生まれてくる、純...
朝おき雀

初級翻訳・朝おき雀 第4話

小川の亀の子スッポン ポンすっぽん亀の子ピッチヤ ピチャピチャ ピチャ 首出せスッポン ポンすっぽん亀の子泥だらけ泥から 這い出すスッポン ポン小川の泥水ピッチヤ ピチャ夕立夕立は 足取りが はやい足出て来た 出て来た 入道雲あっという間に...
朝おき雀

初級翻訳・朝おき雀 第3話

下流は有名な松花江(しょうかこう)であります。
朝おき雀

初級翻訳・朝おき雀 第2話

七つになったらお正月が来たよこんどはいくつ?こんどは六つきょねんは五つ七つになればがっこうへ行くよランドセルをしょって本を入れてあみあげ靴をはいてぼうしをかぶっておててを振ってひとりで行くよ神まうで年の初めの神まうでお手々を合わせてお社にみ...
朝おき雀

初級翻訳・朝おき雀 第1話

子供に化けた狐

初級翻訳・子供に化けた狐 第1話

子供の姿に化けて、人間をだます悪い狐がいました。三五郎(さんごろう)という百姓(ひゃくしょう)が、馬を引いて家へ帰って来ますと、道の端に七、八歳くらいの子供が一人で泣いていました。三五郎は、あれは狐が化けているんだなとすぐに気づいたので、わ...
十五夜お月さん

初級翻訳・十五夜お月さん 第3話

ちっくりの針を、置いて来な。さっさと向こうで遊ぼうよ。蜂、蜂、飛んで来ないで。ちっくりの針を、置いて来な。帰る雁(かり)雁が帰る、雁が帰る、雁が帰る。襷(たすき)のように並んで、雁が、帰る。山が暴れた、海が暴れた、風で暴れた。帯になって、紐...
十五夜お月さん

初級翻訳・十五夜お月さん 第2話

畑の中で鳴いていた、堂鳩。お寺の裏口に、鉄砲が打ち通る。親鳩、子鳩、屋根から見ていた。### 汐がれ浜ペンペン草は、どこまで伸びる。港の雨は、パラパラ雨だ。汐がれ浜の小笹にたまれ。小笹もゆれろ、港もゆれろ。### 雉子(きじ)雉子が鳴いた、...
十五夜お月さん

初級翻訳・十五夜お月さん 第1話

### 蜀黍(もろこし)畑裏口の親のない家、はね釣瓶(つるべ)がのどかに揺れている。海や山を越えて、千里の彼方まで風が吹き抜けていく。もろこし畑にも、とうとう日が暮れた。「さあ、鶏を探しに行かないか」### 螢の提灯螢が提灯をぶら下げて光っ...
仲のわるい姉妹

初級翻訳・仲のわるい姉妹 第1話

ある村に、お杉とお紺という、それは仲の悪い二人の姉妹がいました。お母さんは、二人の仲がよくなってほしいと、いつも心配していました。ある日の夕方、見たこともない、七、八歳くらいの小さな男の子(お芥子坊主)が庭にやってきて、「姉のお杉 妹のお紺...
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