2026-08

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アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第10話

人間のひとりくらいはのみ込めそうな大きなブルドッグが何匹も、高く飛び跳ねていました。しかし、ほえはしませんでした。なぜなら、ほえてはいけないと固く言い渡されていたからです。すすだらけの古い大きな広間の中では、石畳の床の上で火がさかんに燃えて...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第9話

そこで、ゲルダは泣きじゃくりながら、今までの物語や、カラスが自分のためにしてくれたことなどを、すっかり話しました。「まあ、かわいそうに!」と、王子と王女は言いました。それから、カラスを褒めてやりました。そして自分たちは、少しも怒ってはいない...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第8話

侍僕の侍僕につかえている小姓なんかは、ふだんは、ペタンとした上靴をはいて歩きまわっているくせに、このときは、顔も見られないくらいえらそうな顔をして、戸口に立っていたのさ」「ずいぶん、こわかったでしょうね」と、小さなゲルダは言いました。「それ...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第7話

きみが、カラスの言葉をわかってくれると、もっとうまく話せるんだけどなあ!」「でもね、カラスの言葉は、あたし習わなかったのよ」と、ゲルダは言いました。「おばあさんだったら、わかるんだけど。それに、おばあさんは、赤ちゃんの言葉だってわかるのよ。...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第6話

夕べの鐘が、死んだ人たちの上に、悲しげに鳴り響いています」「あなたのお話を聞いているうちに、すっかり悲しくなったわ!」と、小さなゲルダは言いました。「あなたのにおいが、ずいぶん強いものだから、あたしもその死んだ娘さんのことを思い浮かべてしま...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第5話

どんな絵本を広げても、これほど色鮮やかで美しいものは見当たらないでしょう。ゲルダはうれしさのあまり、飛び上がって喜びました。そして、お日さまが大きなサクラの木のうしろに沈んでしまうまで、夢中になって遊び続けました。それから、きれいなベッドに...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第4話

「ぼくは、そうは思いませんよ」と、ツバメは答えました。みんながこう言うので、小さなゲルダも、しまいには、そうは思わなくなりました。「あたし、新しい赤い靴をはこうっと」と、ある朝、ゲルダは言いました。「あの靴は、カイちゃんもまだ見たことがなか...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第3話

それは、本当に美しいものでした。「ほら、とってもうまくできているだろう」と、カイは言いました。「本物の花なんかより、ずっとおもしろいじゃないか。みんなきちんとしていて、悪いところなんて少しもないんだからね。……だけど、溶けなきゃいいんだけど...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第2話

「女王バチはね、ミツバチが一番たくさん群がっているところを飛んでいるんだよ。みんなの中で一番大きいのが女王バチでね、地面の上にちっともじっとしていないんだよ。黒い雲のほうへ、すぐまた飛んでいってしまうのさ。冬の夜には、女王バチはよく町の通り...
アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・雪の女王 第1話

第1章鏡と、鏡のかけらのお話 さあ、いいですか。これからお話を始めますよ。このお話を最後まで聞けば、わたしたちは今よりももっとたくさんのことを知ることができるようになります。なぜなら、これはとても不思議な始まり方をするお話だからです。 昔々...
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