2026-08

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「子猫ノハナシ」

初級翻訳・「子猫ノハナシ」 第2話

それなら紙を、ということで小さな手帖を出し、文字が書けるような位置にだれかが手でそっと支えてあげると、先生はしばらく何かを考えている様子で、やがて鉛筆を動かして何かを書かれました。そばにいた人たちはみんな息をひそめて見守っていましたが、先生...
「子猫ノハナシ」

初級翻訳・「子猫ノハナシ」 第1話

明治時代の終わりの頃、田辺和気子(たなべわきこ)さんという、とっても有名なお茶の先生がいました。私はその田辺先生に、二年間くらいお茶を教わっていました。先生はお花も教えておられて、金曜日になると、あまり広くない先生のお家は、お花屋さんから届...
「モダン猿蟹合戦」

初級翻訳・「モダン猿蟹合戦」 第4話

不景気の根っこがなくなるなどと思ったら大間違いです。世界の不景気は、世界中の大金持ちや地主たち自身が作り出しているものなのですから。中国の私たちと同じようにしぼり取られている大衆のことなんか知ったことか! 機械は働く人たちのためにまわり、田...
「モダン猿蟹合戦」

初級翻訳・「モダン猿蟹合戦」 第3話

そのうえ、その地域の金持ちたちの言いなりである軍閥が戦いを起こすたびに、重い税金をむしり取られます。畑はめちゃくちゃに荒らされます。一年じゅう、いつも飢えに苦しんでいるような状態です。その上に、日本やアメリカ、イギリスといった強い国々が攻め...
「モダン猿蟹合戦」

初級翻訳・「モダン猿蟹合戦」 第2話

では、あの絵にあった「柿の種」をもらったのは、いったいどっちの人たちなのでしょうか?満州へ働きに行ったという話は、わたしたち働く人たちのまわりでも時々耳にします。だけど、それは現地の人に雇われて働かされに行ったのであって、わたしたちの中に「...
「モダン猿蟹合戦」

初級翻訳・「モダン猿蟹合戦」 第1話

二日ほど前のことです。ちょっと用事があって下町へ出かけ、日本橋の白木屋の前を通りかかりました。いつもはたくさんの人で賑わう場所ですが、その日は一段とすごい混雑でした。白木屋のショーウィンドウのまわりが、ものすごい人だかりになっているのです。...
「ニールスのふしぎな旅 下」まえがき

初級翻訳・「ニールスのふしぎな旅 下」まえがき 第1話

『ニールスのふしぎな旅』の上巻を読まなかった人のために、作者のラーゲルレーヴさんのことや、このお話に出てくる人物や鳥たちのことを、かんたんに説明しておくね。セルマ・ラーゲルレーヴさんは、1858年にスウェーデンのヴェルムランドという地方に生...
「ニールスのふしぎな旅 上」まえがき

初級翻訳・「ニールスのふしぎな旅 上」まえがき 第1話

ヨーロッパの北の方にある国には、とてもすごい童話(どうわ)の作家がいます。アンデルセンといえば、みなさんの中でも知らない人はいないでしょう。それからトペリウス、この人も美しい童話をたくさん書いていますね。だけど、ラーゲルレーヴという名前は、...
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」

初級翻訳・「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」 第5話

指物師が、「テーブルよ、ごはんの用意」といいうわるかおわらないうちに、はやくもテーブルの上には布がかかって、すばらしいお料理のおさらがずらりとならびました。そこで、ごちそうがはじまりました。それこそ、仕立屋さんがじぶんのうちではまだいちども...
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」

初級翻訳・「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」 第4話

「この中には、一本の頑丈なこん棒が入っているんだよ」「ふくろなら肩にかけられますし、いろんなものを入れるのに役立つでしょうけれど。だけど、中に入っているこん棒っていったい何の役に立つんですか?ふくろが重たくなるばかりじゃありませんか」「そこ...
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