初級翻訳・青い風呂敷包 第6話

大倉 燁子

彼は眠り続けたまま、二度と目覚めることはなかったのです。
これほど完璧に計画を練った彼でしたが、ただ一つ、最も大切なことを忘れていました。
それは、死者の口の中に残されていた、あの小指の先のことでした。

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