人が真の意味で『人間』である時、その内なる真実の中でこそ、魂は己を知り、神と一つになれるのだ」と。
「そのような魂は、天を映し出す鏡であり、神の光を宿す焦点となり得るのだ」と。
そして彼は、さらにこう断言したのです。
「私が先に述べたような『霊的な進化』は、知識を積み重ねることよりも、徳を磨くことによって遥かに大きく前進する。非常に知的な類人猿でありながら、人間と呼ぶにはあまりに愚かな存在であることも、十分にあり得るのだ」と。
「低次元の欲望のために高尚な精神を犠牲にし、霊的な到達よりも知識を重んじる限り、そうした者たちは大型の猿に過ぎず、人間としての本質を育てていないのだ」と。
さて、これほど大胆に真実を口にできる余所者といえば、あの詩人の旅人以外にはあり得ません。
詩人が熱弁をふるっている間じゅう、王女から授かった鳥は、彼の胸元で澄み切った甘い歌声を上げ続けていました。
「負けるな! 負けるな! そこにいるのはオーガとドラゴンだ。頑張って戦え! 心を強く持つんだ!」
興奮した群衆が、大騒ぎしながら彼を科学協会からつまみ出し、街路へと乱暴に放り投げた時も、詩人は驚きもしなければ、がっかりした様子も見せませんでした。
そして、もう一人の旅人と、詩人の話し相手であった科学の信奉者が耳にしたのは、まさにこの騒ぎの音だったのです。
しかし、暴徒の大部分が建物の中へと戻った後も、詩人の言葉に心を動かされた数人の男女が、彼のそばに残っていました。
彼らは詩人に言いました。
「あなたは素晴らしいことをおっしゃった。本当に立派な行いでした。私たちはこの町の住民ですが、あなたの言葉が現実のものとなるよう努力するつもりです。信じてください、時間はかかるかもしれませんが、やり遂げる覚悟はできています」
自分の話が決して無駄ではなかったことを知り、詩人は喜びました。彼は人々に成功を祈る挨拶を送り、再び旅路へと戻っていきました。
ところが、もう一人の旅人と一緒にいた科学の男は、詩人の最後の言葉を聞いて大変腹を立てていました。
男は言いました。
「やれやれ、先ほど集会から叩き出されたあの無知で蒙昧な人物ときたら、我々の偉大なる指導者たちを侮辱するなんて! 何たる無遠慮、何たる無礼! あの馬鹿げた話は、最初から最後まで迷惑極まりない。ああ、嘆かわしい!……おや、見てください。エファレス教授がお見えになりましたよ。誰よりも会いたかった方です。教授、こちらの紳士を紹介させてください。この方は、注目すべき稀少種の鳥を飼っているのです。この鳥について、ぜひ先生のご意見を伺いたいのですが」
この教授は大変な有力者で、彼のコートは飾りや、凧のしっぽのような色とりどりのリボンで一杯でした。
まるで凧のしっぽのように、そういった飾りが重りとなって教授を地面に固定し、空へ浮かび上がってしまわないようにしているのかもしれません。
教授は眼鏡をかけ、鳥をじろじろと観察すると、賢しらな様子で頷いてこう言いました。
「この種族は以前にも見たことがあるが、それほど頻繁に出会うものではないな。確かに非常に古い系統に属しており、現在まで標本が残っているとは思わなかった。羽毛の見事さといい、博物館に飾るべき鳥だ。サー、お見事ですな」
「それでは教授、あのですね……」と旅人はおずおずと言いました。「この鳥には何か超越的なものが……つまり、実際のところ、この鳥は特別な存在なのでしょうか? それとも単なる地上の鳥なのでしょうか?」
旅人には、真実を語る勇気がありませんでした。この鳥が、実は『夕映えのむこうの国』から来たのだと告げる勇気がなかったのです。
飾り立てられた有力者は、その問いを大変面白がりました。彼は高らかに笑うと、穏やかな声で答えました。
「ああ、その通りですよ。私はこの鳥の属する種をはっきりと把握しております。先ほども言った通り、これは古代種で、科学は総力を挙げてこの種の根絶に努めてきたのです。一つには、この種が畑を大いに荒らし、人類の利益を直接損なうからでして。また、この種の鳴き声があまりに特徴的であるため、科学者たちは捕まえたそばから解体し、その発声の仕組みを解明しようと躍起になったのですよ。……ところで、失礼ながら、貴兄はこの町に来たのが初めてなのですかな?」
旅人は答えました。
「はい。この地で遂行されている科学的かつ知性的な探求に対して、私は強烈な興味を抱いています。察するに、先生がそのほとんどを指揮しておられるようですね」
「我々は学術友愛結社を組織しております、サー」と教授は応えました。「皆が進歩主義者ですぞ。ここにお残りなさい。貴兄が我々の会議の一員となることを、私が保証しましょう」
しかし、教授がそう言った瞬間、美しい鳥は旅人に向けて、高らかに警告の歌を歌い始めたのです。夕映えのむこうの国の言葉で、鳥はこう叫びました。
「気をつけて! 気をつけて! こいつはオーガ(人食い鬼)だ! あなたを殺してパンの材料にしてしまうつもりだよ! 手遅れにならないうちに逃げるんだ、戦えないなら逃げるんだ!」
「おやおや」と教授は言いました。
「なんと注目すべき鳴き声だろう! この鳥の発声器官は、よほど独特な構造と性質を持っているに違いないわい。自分自身だけではなく、科学の同胞諸兄に向かって言うのだが、もし貴兄がかくも稀少なる標本を国家収集品として加えるべく寄贈してくださるなら、我々は貴兄に大変多くを負うことになりますな。この標本を獲得できれば、我々としては大変にありがたい。私が加入の栄誉を得ておりますこの協会は、かようにかけがえのない宝物を提供なさった方に、喜んで会員資格を授けることでありましょう。請け合いますぞ」
こう語りながら教授はじっと旅人を見つめ、恩着せがましく堅苦しい態度で頭を下げました。旅人は考えました。教授になれたらどんなに素晴らしいだろう、色とりどりのリボンをこれでもかとぶら下げることができたら、学びまくって大宇宙の全ての知識を得ることができたら、と。結局のところ、この歌う小鳥や美しい王女は何ものなのだろう。科学を奉じるこの紳士たちは、それらの存在すら認めようとしない。多分、本当に夢の影に過ぎないのだろう。そう思い、旅人は頷き返し、「光栄です」と応えました。
エファレス教授は鳥を受け取ると、重々しく首を捻り、その小さな体をポケットにぐいと突っ込みました。かくして、妖精の吟遊詩人が歌う天賦の美しい歌は消え失せたのでした。その返礼として旅人はたっぷり勉強し、コートに飾る沢山の綺麗な飾り物を得たのだろうと思います。しかし、殺された鳥の霊はこのすげない都市から飛び去り、王女の許に戻って、どんな災難が降り掛かったのかを語ったのでした。
四
詩人はどうしたかと申しますと、一人で旅を続け、広々とした田舎に出てきました。そこでは農民たちが果物と穀物を刈り取り、集めていました。収穫期だったのです。小さな部落や村落をいくつも通り過ぎ、時には宿屋に一、二泊して身体を休めました。地元の人たちが言うには、日曜日毎に、古趣のあるノルマン様式またはサクソン様式の小教会でお祈りと説教があるのだそうです。
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