ワンダ・ブック――少年・少女のために――

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ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第31話

三つ頭の犬から、すぐにまた何になったかというと、あの六本足の怪人ジェリオンで、掴まれている足を振りほどこうとして、残りの五本の足でハーキュリーズを蹴りつけました! しかしハーキュリーズは、やっぱり掴んだままでした。やがてジェリオンの姿が見え...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第30話

「あなた方が僕の名前を知ったからには、ヘスペリディーズの庭へはどう行けばいいのか、教えてくれませんか?」「ああ、そんなに急がなくてもいいじゃありませんか!」と彼女たちは叫びました。「あなた、これほど数々の素晴らしいことを成し遂げ、そんなに骨...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第29話

そうして何の気もなしに軽く叩いただけなのに、その大きな石はガラガラと砕けてしまいました。こうした巨人のような力仕事をするにも、その見知らぬ人には、娘の一人が花で姉妹の頬をなでるくらいの力しか必要なかったのです。「こんなふうにどんとやれば、あ...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第28話

「しかし、一番苦手だなと思う相手こそ、若い書き手にとって最もありがたい批評家ではないかと私は思うんだ。だから、ぜひ私に聞かせてくれたまえ」「批評家には、いくらかの『同情』も必要だと僕は思うんですけれどね」ユースタス・ブライトは、つぶやくよう...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第27話

ちょうど穴が出来上がり、みんながその中にぎゅうぎゅう詰めになった時、運悪く屋根が頭の上に崩れ落ちてきて、一人残らず生埋めになってしまいました! すぐにみんなは崩れた穴の中から小さな頭をにょきにょきと出しましたが、その真ん中にいた背の高いユー...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第26話

それは本当のことなのですから」「わたしたちはあなたを信じるよ!」とエピミーシウスとパンドーラは声を揃えて叫びました。そして彼らは、本当にホウプを信じました。いや、彼らばかりでなく、その後この世に生まれた人は誰でも、その通りにホウプを信じてき...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第25話

「あれは一体何でしょう?」パンドーラはそう叫んで、頭を上げました。しかしエピミーシウスは、そのトントンという音が聞こえなかったのか、それともあんまり腹を立てていたので気がつかなかったのか、とにかく彼は何とも答えませんでした。「あんたひどいわ...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第24話

というのは、できることならパンドーラの背後にしのび寄り、彼女が気づかないうちにその花輪を頭に投げかけてやろうと思ったからです。しかしちょうどその時、彼はそこまで抜き足差し足で歩く必要もありませんでした。彼がどんなに大きな足音を立てたとしても...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第23話

』そこで彼女はその金の結び目を指につまんで、出来るだけはっきりと、その込み入ったところを調べて見ました。殆どそんなつもりもなく、また何をしようとしているかもはっきりとわきまえないで、彼女はやがて一生けんめいに、それをほどきにかかっていました...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第22話

その口元は、まるで生きている人の口と同じように、笑おうと思えば笑い出し、真面目な顔をしようと思えばそうもなれそうな気がしました。実際、その顔つき全体がとてもいきいきとしていて、どちらかといえばいたずらっぽい表情を浮かべており、今にもその木彫...
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