村山 籌子

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ねずみさんの失敗

初級翻訳・ねずみさんの失敗 第1話

ねずみさんは、とってもなまけ者でした。あるとき、ねずみさんが奥さんのいる部屋へ飛び込んでいって、こう言いました。「おい、奥さん! 早く着物を着替えなさい。一番いいやつにだよ。帽子も一番いいやつをかぶって。それから、わしにもとびきりいい服を出...
たまごとおつきさま

初級翻訳・たまごとおつきさま 第1話

むかしむかし、野原に建つ一軒家に、一羽のニワトリが住んでいました。その野原の向こうには、低くてきれいな山が三つ、仲良く並んで立っていました。ある月夜の晩のこと、そのニワトリが卵を一つ産みました。ちょうどその時、空にのぼってきたお月さまが、卵...
しんばい

初級翻訳・しんばい 第1話

「今日は、あんまりいたずらばかりしちゃったから、もうぼくはいい子になれなくなっちゃうんじゃないかって、心配だよ。かあさん」「そんなことないわよ。明日からだって、いい子になろうと思えば、きっとすぐになれるわよ。おやすみなさい」(母、部屋を出て...
きしやのしよくどう

初級翻訳・きしやのしよくどう 第1話

汽車食堂村山籌子たまごさん、たまごさん、ゆでたまご。お皿のなかでふるえてるたまごさん。たまごさん、たまごさん、なにがそんなにこわいのかな。汽車はぽっぽと走っているだけなのに。たまごさん、たまごさん、なにがそんなにこわいのかな。
かくれんぼ

初級翻訳・かくれんぼ 第1話

ある日のこと、小ぐまさんとあひるさんが、かくれんぼをして遊ぶことになりました。じゃんけんをすると、小ぐまさんが負けてしまいました。小ぐまさんは、あひるさんが向こうの部屋に行っている間に、机の下へと潜り込みました。机の下にかくれた小ぐまさんは...
かかし

初級翻訳・かかし 第1話

1シルクハットに、かっこいい洋服、とってもきれいな肩掛けをまとって、ステッキまで持っている、おしゃれなかかしさん。2そこへ、にわとりさんがやってきて、「コケ、コケ!」と、かかしさんのステッキをけとばした。コツ、コツ、コケ、コケ、コケ、コツ、...
お鼻をかじられたお猫さん

初級翻訳・お鼻をかじられたお猫さん 第1話

あるところに、一匹のお猫さんがいました。でも、だれもいっしょに遊んでくれません。このお猫さんは、とても気難しくて、いつも怒ってばかりいたからです。ある日のこと、お猫さんは椅子に座って新聞を読んでいましたが、眠くなってそのままぐっすりと寝込ん...
お鍋とお皿とカーテン

初級翻訳・お鍋とお皿とカーテン 第1話

これは、先生が一年生のみなさんに語ってくださったお話です。あるお家の台所に、お鍋とお皿とカーテンが暮らしていました。ところが、お鍋も、お皿も、カーテンも、毎日毎日同じお仕事ばかりしているのが嫌になってしまい、台所から逃げ出すことにしました。...
お猫さん

初級翻訳・お猫さん 第4話

ここへお入り」そう言ってお豆腐屋さんは、二匹の首すじをつまんで空いた方のお豆腐桶へ入れました。それから、二匹を家へつれて行ってくれることになりましたが、「とーふ、とーふ」と、お豆腐を売りながら行くのですから、その時間のかかることといったら。...
お猫さん

初級翻訳・お猫さん 第3話

「まあ、お猫さんとお黒さんのお手、きれいになったこと!」二匹は恥ずかしくて顔を赤くしましたが、それからは大いばりで、ごちそうをたくさんいただきました。プールへ行きました大変暑い日が続きました。なにしろ、お猫さんもお黒さんも夏だというのに毛が...
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