村山 籌子

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スナマンヂウ

初級翻訳・スナマンヂウ 第1話

太陽がカンカンと照りつけているので、次郎は暑くてたまりません。海岸の砂は、さわると熱くやけついていました。「砂まんじゅうを作ろう。太陽でうまく焼けるだろう」次郎は海に入って、ブリキのバケツに水をいっぱい汲みました。波はジャブリ、サラサラと、...
ゴボウ君と大根君

初級翻訳・ゴボウ君と大根君 第1話

大根君とごぼう君が、一緒に暮らしていました。ある日、大根君のところに手紙が届きました。その時、大根君は用事があって出かけていたので、ごぼう君が代わりに受け取りました。ごぼう君は、中にどんなことが書いてあるのか、知りたくてたまりませんでした。...
コイヌ

初級翻訳・コイヌ 第1話

こいぬ村山籌子まあ、一体どこからこんなにたくさんやってきたのかしら。こいぬ。こいぬ。こいぬ。こいぬ。こいぬ。こいぬ。こいぬ。まあ、一体どこからこんなにたくさんやってきたのかしら。
カヘルサント、コホロギサン

初級翻訳・カヘルサント、コホロギサン 第1話

あるところに、学者で、目が悪くて、ちょっとおっちょこちょいなカエルさんがいました。毎日、高い木の枝に腰かけて、四方を見回しては、何かを探している様子です。それを、草の葉っぱのかげで、せっせと縫い物をしていたコオロギさんが見つけました。「カエ...
オマツリ

初級翻訳・オマツリ 第1話

オマツリ村山籌子 ぽかぽかと温かい、秋の日でした。 池のカメさんたちも、うつらうつらとひなたぼっこをしています。 カメコおばさんは、マルコおばさんの家へ、のそりのそりと這って行きました。 ちょっと相談したいことがあったのです。 相談というの...
オホサウヂ

初級翻訳・オホサウヂ 第1話

ブチとシロは、タロウさんの家で飼われている子犬です。ある日、タロウさんの家で何やら大騒動が持ち上がりました。夜が明けると、ブチとシロはお湯に入れられて、ゴシゴシと洗われてしまいました。「ああ、気持ちが悪い」と、シロが唸りました。「早く行って...
ウミベノマヒゴ

初級翻訳・ウミベノマヒゴ 第1話

海辺に着いたとき、海岸の砂浜は人で真っ黒になっていました。だからお母さんはヨシヲさんに言いました。「迷子にならないように気をつけるのよ。それから、いくら楽しくても、あまり長く水の中に入っていると体に毒ですからね」でも、ヨシヲさんはもう海の中...
もしも、あめのかはりに

初級翻訳・もしも、あめのかはりに 第1話

もしも、空から雨じゃなくてネコや、イヌや、ネズミが降ってきたら、まあ、どんなにおかしいでしょうね。そして、それが、何日も何日も降りつづけたら、まあ、世界じゅうはネコだらけ、イヌだらけ、ネズミだらけになってしまうでしょうね。
みみず先生の歌

初級翻訳・みみず先生の歌 第1話

ぼくの名前はみみず。決して「メメズ」なんて呼ばせやしない。もしそんなふうに呼ばれたら、この長いからだが半分くらいにギュッとちぢこまってしまうんだ。ぼくは土の中に住んでいる。朝から晩まで、せっせと働いているのさ。何をしているのかって?土を耕し...
はちとくま

初級翻訳・はちとくま 第1話

一匹の子熊が、森の中から、のっそりと日当たりのいい野原に出てきました。そして、そこに転がっていた丸太の上にどっかと腰を下ろすと、うれしそうに「フフン」と笑いました。子熊はふところから、はちみつを入れたつぼを取り出すと、指ですくって、ちびちび...
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