魔法人形

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江戸川 乱歩

初級翻訳・魔法人形 第5話

箱の中に横たわっていたのは、本当にただの人形だったのでしょうか? もしかしたら、あの魔法使いのおじいさんが、ルミちゃんを人形にしてしまったのではないでしょうか? お姉さま人形の紅子さんは、だんだん体が硬くなっていって、しまいには本当のお人形...
江戸川 乱歩

初級翻訳・魔法人形 第4話

いまに、かわいい、かわいいお人形さんにしてあげるからね」魔法使いのおじいさんは、ルミちゃんのからだをしっかり抱きとめて、耳のそばに口をよせて、恐ろしいことをささやきつづけるのでした。ルミちゃん人形赤坂見附に近いルミちゃんの家では、ルミちゃん...
江戸川 乱歩

初級翻訳・魔法人形 第3話

そのきれいなお嬢さんは、すり足のような妙な歩き方で、だんだんこちらへ近づいてきました。近づくにつれて、その顔はいよいよ美しく、着物や帯は輝くばかりにあでやかです。「あら、お客さまね。まあ、かわいいわね。どこのかた?」人形の小さな口が開いて、...
江戸川 乱歩

初級翻訳・魔法人形 第2話

ぼくだって生きているだろう?」ルミちゃんは、坊や人形の話を目を輝かせて聞き入っていました。もう、おじいさんの家にいる人形が見たくてしょうがありません。そのとき、ミドリちゃんが「ちょっと」と言って、ルミちゃんの手を引っ張り、少し離れたところへ...
江戸川 乱歩

初級翻訳・魔法人形 第1話

腹話術 小学六年生の宮本ミドリちゃんと、五年生の甲野ルミちゃんは、学校の帰り道、仲良く手をつないで赤坂見附の近くにある公園に入っていきました。 その公園は、学校とふたりの家のちょうど中間あたりにある、千平方メートルほどの小さな公園です。緑の...
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